骨折の原因
2024年4月、56歳の誕生日から10日後の事です。
庭に寝かせて置いてあった板状の石(推定200~300㎏)を起こすため
主人と私、そして長女の3人でせーのっ!で力を入れた瞬間
バキバキッという音と共に私の腰に激痛がはしりました。
声も出せないほどの痛みに悶絶。
数分後、何とか自力で家の中に戻ることが出来たので
それほど酷くないぎっくり腰だとその時は軽く考えていました。
ゆっくり歩くことは出来たのですが、
寝返りと寝起き時に痛みが酷かったので、念のため整形外科を受診することにしました。
検査の結果
即レントゲンと骨密度の検査をし
さらに別施設でMRIの検査をしたところ

第12胸椎を圧迫骨折しちゃっていますね。

そ、そんなに簡単に折れるものなんですか?

普通の人は折れないけど、
骨粗鬆症が進行しちゃっているから折れちゃったんだね。

えっ?私が骨粗鬆症!?
レントゲンやMRIの検査台への寝起きの激痛に耐え
生まれて初めての骨折の診断と、それに追い打ちをかけた骨粗鬆症の発覚に
しばらく頭の中が真っ白になってしまいました。
第12胸椎圧迫骨折の治療
- 絶対安静
- 3か月間コルセットの着用
- 薬
- 定期的な通院
絶対安静

トイレ以外は寝たきりでいてくださいね。
これが最初に言われた言葉です。
1か月は絶対に安静で、仕事はもちろん外出も避けてくださいと。
とにかく最初が肝心とのことでした。
無理をすれば骨折が進み、腰が曲がっちゃうよと。
主人も一緒に先生の話を聞いてくれていたので
家族の協力もあり極力安静に過ごすことができました。
コルセットの着用

専門家が私の体を採寸してできた特注コルセットを
お風呂と寝るとき以外3か月間着用しなければなりませんでした。
着脱が大変でとても苦しく
慣れるまではご飯があまり食べられませんでした。
薬
痛み止めのロキソニンと胃を保護するレバミピド
湿布薬のロキソニンテープが処方されましたが
ロキソニンテープはほぼ貼らず。
(寝返りと寝起きする時だけ痛かったので)
幸い、1週間程度でその痛みもなくなったので
ロキソニンとレパミピドもそれと同時に飲むことをやめました。
定期的な通院
最初の1か月は2週間ごとにレントゲンにて
骨折が進行していないか確認し、
2か月目からは1か月に1度のレントゲン検査を半年間行いました。
その後
3か月後、予定通りコルセットを外すことが出来、
生活も普通に戻ることが出来ましたが
まだまだ重いものを持ったり、決して無理をしないようにとの
指導を受けました。
1年経過した今では、すっかり重いものも持っていますが・・・。
私は骨粗鬆症でもあったので、
現在も骨粗鬆症の方で定期的に通院しています。
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